仕事観

男性が育休を取得するべき理由とメッセージ|人生変わります

「子どもが産まれるけど男が育休なんて取っていいかわからない」
「身の回りに男性育休をとった人がいない」
「周りの反応が不安」

会社員として忙しく働いていると”男性が育休を取得していいものなのか”と悩みますよね。ですが、周囲の状況や一般的な統計を知ったり、男性の育休経験者からの声を聞くことで不安を解消することができます。

私は、男性でも長期育休(できる限り長く)を取得した方がいいと思っています。

この記事では、実際に育休取得した私が「男性の育休(8ヶ月)を取得して得た知見」をお伝えします。

また、記事でわからないことや、男性の育休取得について悩みがあれば当ブログのお問合せフォームやSNS(twitter@kingjoedesuyoinstagram@joe_shatiku)のDMでご相談に乗りますのでご連絡くださいね。私で力になれることがあればお応えします。

はじめて当ブログに来てくれた方もいらっしゃると思うので、さっと自己紹介させていただきます。

じょう
・30代
・子ども3人(7歳、4歳、2歳)
・夫婦共働き(国内大手IT同僚)
・ITコンサル、プロジェクトマネージャー
・沖縄在住

私が勤務する国内大手IT企業には、男性育休の制度がずいぶん前からありましたが実際に使う人は皆無に近かったです。勤務する支社では数十年もの歴史の中で”1ヶ月以上の長期で男性育休を取った人は0人”でした。しかし、私が2020年にはじめて長期育休(8ヶ月)を取得しました。

実際に男性の長期育休を取得してみて苦労したこと、やったこと、感じていることをこの記事にまとめていますので参考になればうれしいです。

育休を取って人生観変わりました

馴染みがない方もいらっしゃるかもしれないので、まずはさっと男性の育休の概要を整理します。

男性の育休とは(仕事と育児の両立を支援する制度)

法律(育児・介護休業法)にもとづく「育児休業」を男性が取得することで、仕事と育児の両立を支援する制度です。ベースは子どもが1歳になるまで休業できるもので男女どちらとも取得可能ですが、これまで男性の取得は少ない状況です。2022年の制度改定によって男性の取得率増加が期待されています。

女性、男性の取得率(%)

平28平30令2令3
女性81.882.281.685.1
男性3.166.1612.6513.97

令和3年度の調査結果だと、【女性:85.1%】【男性:13.97%】で大きな差があります。ですが、推移を見ると男性の取得率は平成28度と令和2年度を比べると約4倍以上増えています。まだ少ないですが、男性の育休取得は浸透しはじめていて、今後さらに増加すると見込まれます。

ただし、取得期間を確認すると【男性:13.97%】は、
・5日未満:25.0%
・5日〜2週間未満:26.5%
過半数が2週間未満だった。という結果になっています。

引用:厚生労働省ー令和3年度雇用均等基本調査ー事業所調査
表9:取得期間別育児休業後復職者割合

「おれは育休とったよ。1週間。」子どもが産まれる前に上司から誇らしげに言われたことが印象に残っています。

育休が取りやすくなることは良いことだけど、1週間程度ではとても十分だとは思えませんでした。無いよりは良いですが、家事・育児が習熟するには期間が短すぎると感じました。

人生を見つめる時間がとれた

育休を取得して、社会人になってはじめて家庭のことを一生懸命やることができました。家事は本当に終わりがなくいつまでも続いていくし、育児は”自分のミスによってこの子に命の危険が及ぶかもしれない”というプレッシャーで最初は疲労困憊になってしまいましたが、1ヶ月ほど経過して慣れてくると読書したり勉強する時間が取れるようになりました。

その時間で
・自分は将来どうなりたいか
・何を大切にして生きているか
・人生でやりたいこと
・自分がやるべきでないこと、やりたくないこと
をじっくり考えることができました。

就職してからずっと忙しく過ごしてきていたので、立ち止まって人生観を見つめなおすことができたのは良かったです。

「自分の人生の軸」みたいなものを確認できました。今後の人生で選択に悩んだ時の指標を持つことができましたし、将来こうなりたいという目標に対して具体的な行動を決めることができるようになりました(行動の1つとしてこのブログで発信している「社畜脱出」に取り組むことにしました)。

立場や考えは人それぞれなので賛否あるとは思いますが、私は男性で育休取得するか迷っている方へ、ぜひ「取得する」ことをオススメしたいです。思いきり家庭に向き合ったり、人生観についてじっくり考えることで人生の質を上げることができます。

形骸化した制度|職場で私がはじめての男性での長期育休

勤めている会社は、プラチナくるみん認定(子育て支援など一定の基準を満たした企業が厚生労働省から認定されるもの)を取得していましたが、私が勤めている職場の実態として男性の育休は数日とる程度でした。2020年に私が初めて長期間(8ヶ月)で育休を取得しました。

はじめは「1年取りたい」と上司に申し出ましたが、ネガティブな反応でした。結果としては、プロジェクトの切れ目に育休に入り8ヶ月取得させてもらうことになりました。

同僚は、業務引き継ぎに前向きに接してくれたりなどポジティブな反応が多かったですが、一部からはネガティブな反応がありました。ご参考までにいくつか紹介します(ネガティブ反応を踏まえても、育休取得して良かったと思っています)。

権利を主張するのは良いけど…(上司)

「権利を主張するのは良いけど、不在期間に支障を出さないようにする責任があるのでしっかり計画化してよ。」

確かに計画的に業務を滞りなく進めることが必要になります。でも、上司には妻の妊娠発覚直後、安定期を待たず早急に育休取得の希望を伝えました。また、不在期間に支障を出さないように自分のチーム体制は構築できていたし引き継ぎ計画も整理して進める意向を伝えていたので最初はこのような反応があったことに驚きました。

また、男性の育休について”権利を主張している。”という発言については特にがっかりしました。そもそも”権利”は、何か責任を果たしたり成果の見返りに得られるものではありません。制度があり権利として認められている場合は内心どうであれ前向きに接してほしかったのが本音です。最終的には育休取らせていただいたので感謝しています。

キャリアへの影響分かってるよね(上司の上司)

上司の上司にあたる人に呼び出され二人きりでお話ししました。この方は、所属している部門の人員育成計画を管理しているらしくその立場から私への接触でした。

当時の私は絶賛社畜生活を送っていたので社内評価は良く、控え目に見ても出世コースに乗っていました。そんな状況で長期育休を申し出たので混乱を招いてしまったようです。

「育成計画を見直せば良いだけなので別に良いけど、キャリアへの影響が出ることを分かっていて休むんだよね。」と高圧的に確認されました。

当時、昼夜休日問わず働き詰めの社畜生活に懐疑的だった私は「理解しています。ご迷惑をおかけしてすみません。」と即答しました。

内心では、自分のキャリアの延長線上にあるのが上司のような生活なら、別にこの会社でのキャリア構築に執着しなくて良いと思っていました。この方が嫌いとかではなくて、これからの時代は大手だからってどうなるか分からないですし、当時からすでにブラックな働き方をしていたので”会社に依存せず自立しないといけない”という危機感を持っていました。なので会社でキャリアを積めると良いのですが、固執する必要はないと考えていました。

おれの時代には考えられない(関係部署の人)

「男が育休とか、おれの時代には考えられない。」と、サボるんだね。のような皮肉じみた言い方もされました。

ご年配の方なのですが、”おれの時代”とはそもそも前提が違います。まず、共働き世帯の割合が違います(現代は6割強ですが、1990年ごろだと4割ほど。割合が逆転している)。少子高齢化の影響もあって現代は小さな子どもを持つ女性も社会で活躍することを求められています。

そんな中、ワンオペ育児で女性に負担が偏ると心身ともに疲弊しますし、その女性に能力があっても相応の役割を引き受けるリスクが大きく活躍できません。女性活躍のためには男性の家事・育児の参加が必要だし、家事・育児はやったことないのにすぐに戦力になれるものではありません(むしろ指示待ちだと足手まとい)。男性の育休は家事・育児にちゃんと入り込めるきっかけになります。

そもそも、「おれの時代には考えられない」との指摘なのですが、「おれの時代」と抽象化することはおかしいです。どの時代でもそれぞれの環境は違うし考え方も異なるので、ご自身の「こうあるべきだ」という考え方を画一的におしつけられるのは少し悲しく思いました。

なぜ、育休取得を決めたのか

私が長期間育休を取得したのは3人目が生まれた時です。実は、1人目が生まれた時に妻が産後うつになりかけたことがあります。

周囲も長時間労働が慢性化している職場で、1人目が産まれる直前まで忙しく働いていた私は”子どもが産まれて父親になること”について圧倒的に準備不足でした。どんなことが起きるのか、どんな準備が必要なのか全くと言っていいほど分かっていなかったし、家事・育児に参加していませんでした。

妻は産後から体調を崩しはじめて、私とあまり会話しなくなったり急に泣き出すことがありました。お医者さんに相談すると産後うつの兆候がではじめているということでした。

それから私は、自分の過ちに気づいて時間を家庭に使うようにシフトしていきました。義母・義姉のフォローもあり、結果妻は大事には至りませんでした。

このタイミングから、働き方や人生観について考えるようになりました。

育休については、
・1人目(2014年):0日
・2人目(2018年):3週間
・3人目(2020年):8ヶ月

と取得し、積極的に家事・育児に参加するようになりました。現在は妻も仕事を続けることができていて、家事・育児は夫婦で半分ずつ分担して出来るようになっています。

育休中にやっていたこと

やっていたこと

やっていたことの振り返りと、妻に成績をつけてもらいました。

家事

料理、そうじ、片付け、洗濯、ゴミ出しを主にやっていました。特に料理はもともと出来るようになりたいと思っていたので、積極的にやらせてもらいかなりスキルアップしました。今では、冷蔵庫にあるものを見てメニューを決めて手際よく作れるようになりました。

定期配送の注文や断捨離など、非定型なものは妻がやってくれていましたが、それ以外はほとんどできるようになりました。

妻の評価:★★★★★

妻
かなりがんばっていたと思う!料理は買い出しから作り置きまで出来るようになってホント助かってます!!

育児

上の子たち(幼稚園、保育園)の準備や送迎、ミルク、お風呂、寝かしつけ、おむつ交換をやっていました。上の子たちとたくさん会話できたところは良かったポイントだと思っています。普段忙しく働いていると子どもたちと会話する時間が取れないので、下の子の育休を機に上の子たちとたくさん会話して意見交換したり信頼関係を築けたところは満足です。

育児は出来なかったところもあって、夜泣き対応は妻がやってくれていました(授乳で寝るのでお願いしていたが、ミルクも飲むのでもう少しやれたら良かった)。

また、保育活動(保育園のリサーチや見学、申し込み)は妻が主でやってくれました。このタイミングで、上の子の学童の申し込みが必要で、私で事前訪問して学童の様子を見学させてもらえたのは良かったです。

申し込みの手続きは妻が慣れているのでお願いして、私は繰り返し頻度が高い家事・育児を率先してやることで習熟を図ることができました。

妻の評価:★★★★☆

妻
全体的には良かったと思うけど、たしかに夜泣き対応や保育活動はもう少しやれると良かったかも。でも、感謝してますよ!

読書・勉強

家事や育児に慣れてくると、多少の時間ができることがあったので、読書をしたり勉強したりしました。社会人になってからはSEという職業がらIT技術の専門的な勉強に偏っていましたが、このタイミングで人生観について考えたり、マネーリテラシーの勉強をはじめることができて、今後の自分や家族の人生をより良く変えるポイントになったと思っています。

オススメしたいこと

育休中に家事・育児をしっかり経験することは必須だと思っていますが、それ以外にオススメしたいのが「固定費の見直し」です。

育休中は給付金が出るとはいえ収入が減ります。この機会に、まだやっていない方はぜひ「固定費の見直し」をしてほしいです。固定費の見直しは、保険や通信費の見直しなどです。一度手続きするとその効果は育休後もずっと継続するため非常にオススメです。

【私の例(家族分)】
・保険の見直し(ネット保険へ):3万円/月
・セルフコーヒー(手作り):1.2万円
・通信費の見直し(格安SIMへ乗り換え):0.8万円/月
・セルフカット(自分で髪を切る。子ども含む):0.4万円/月
・ウォーターサーバーの見直し(クリンスイに乗り換え):0.5万円/月

他にも、引っ越し(家賃の低減)や電力会社見直しなど、出来る方は検討してみても良いかもしれません。

また、お金に少し余裕があれば、時短家電の購入も検討すると良いです。家族が増えるとその分復職後は時間が無くなるので、育休中に手をうっておくと忙しさが軽減できます。

【私の例】
・ドラム式洗濯乾燥機(約20万円):50分/日削減
・食器洗い乾燥機(約7万円):20分/日削減
・ロボット掃除機(約8万円):10分/日削減
・ホットクック(約5万円):10分/日削減

関連記事を貼っておきます。

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日頃忙しくて出来ないという人はぜひこの機会にやってみてくださいね。

育休取得の懸念について、私が回答します

サイボウズ(株)が
・育児休業取得意向のある男性:1,000名
・男性の部下をもつ上司:2,000名
を対象とした男性の育休取得についてのインターネット調査結果を発表してくれていました(2022年5月19日)。

調査項目に「育児休業への懸念」をまとめていたので、各項目について私の場合どうだったかをお伝えします。

代替え要員の確保

私も要員についてが一番の懸念事項でした。ただ、残念ながらこの問題は育休取得希望者がコントロールできるものではないです。育休取得の意向を伝えて会社側で体制を整えてもらうようにお願いしましょう。出来ることとしては、上司にはなるべく早く育休取得について伝えて早期から業務調整を図るように努力しましょう。

自身の収入

育休中は、育児休業給付金が支給されます。給与の100%支給ではありませんが、最初の6ヶ月は67%(社保、雇用保険、所得税が免除になるので手取り自体は8割ほど)、それ以降は50%が子どもが1歳になるまで支給されます。

私の場合は育休に入る前から前述(オススメしたいこと)の固定費見直しをしていて収入が減っても支出が上回ることがありませんでしたので、全く問題になりませんでした。

育休中の収入について、以下の記事が詳細に分かりやすくまとめてくれていたのでご参考にどうぞ。

同僚の業務負担増

これも残念ながら育休取得希望者がコントロールできるものではないです。育休取得の意向を伝えて会社側で体制を整えてもらうようにお願いしましょう。なる早で育休取得の意向を伝えて業務調整を進めましょう。

業務タスクの引き継ぎ・調整

自身が抱えているタスクを洗い出し、引き継ぎを計画的に進めました。ポイントとしては、「属人化の程度」「引き継ぎ負荷」を注意しました。

・属人化の程度:私以外にも出来る人がいるか(チーム内にいるか、チーム外にいるか、全くいないのか)で優先度を設定

・引き継ぎ負荷:資料の共有だけでOK、対面での説明が必要、OJT(On the Job Training)のどちらに該当するかを整理して、負荷が大きいものはスケジュールに余裕を持つように計画化

結果的に、滞りなく引き継ぎできました。

前例がない

私も該当しました。インターネットで情報収集をしたりしましたが、結果的に妻と悩んだり職場の先輩に相談に乗ってもらったりしてなんとかしました。今は2020年時点よりインターネット上の情報も増えていますし、もし私で出来ることがあればメールやSNSのDMでご相談に乗ります。

復職時の処遇

慢性的に人手不足の職場であるため、元の配置に戻らせてもらいました。特に処遇に問題はありませんでした。

同僚の心理的負担感増

復職後に冷遇されたりなど一切なく、私の感じ方として心理的負担をかけてしまったとは感じませんでした。引き継ぎを計画的に進められたことが要因かもしれません。

自身の評判・評価

これは意外にも、復職後に評判や評価が落ちたとは感じませんでした。むしろ、「ちゃんと自分の意志を持っているやつだな」という感じのキャラクターとして扱われるようになったと感じています。もちろん仕事は全力でやりますが、家庭の時間を大切にする人のイメージが定着したように思います。

自身の出世

育休に入る前は「キャリアへの影響分かっているよね」とハラスメントまがいのことを言われたりもしましたが、結果的に復職後は出世コースに戻ることができています。

ブランクによるスキルダウン

これも問題になりませんでした。大手企業であることが要因かもしれません。ビジネスのスピード感がゆっくりめで育休前と特段変わったことをしていなかったので、復職後スムーズに業務に戻ることができてしまいました…。

結果的に

挙げられている懸念事項で、問題に感じることは一つもありませんでした(本当にそのように思っています)。懸念事項が多少現実になっても、育休は本当に得られるものが多いのでぜひ取得しましょう。

私が考える男性育休のメリット、デメリット

統計情報やアンケート結果をリサーチしていると、育休を取得したくても不安に思っている方の割合が多く感じます。私が考えるメリット、デメリットを育休取得者、企業の観点から整理しておきます。

育休取得者

デメリットもありますが、私としては家事・育児スキルが身について夫婦で分担し共働きを続けることができるメリットが大きいように感じます。少子高齢化のこの時代、経済面で将来を不安に思うことも多いので共働きを続けていけるのはありがたいです。

[メリット]
・子どもの成長を直接見ることができる
・家事、育児のスキルが向上する
・家事、育児を夫婦で分担できるようになる
・妻がキャリアプランを描く余地ができる

[デメリット]
・キャリアへの影響が不安になる
・同僚への業務の負担が心配
・給付金があるとはいえ収入が減る
・ハラスメントを受ける可能性がある

企業

助成金の援助を受けながら企業イメージアップ、現場の属人化軽減や生産性向上が狙えることは良いですが、現実的にはうまくマネジメントしないと同僚へ業務負担のしわよせや不満が出る可能性があります。

[メリット]
・企業イメージのアップ(女性活躍への貢献)
・助成金がもらえる
・業務の属人化軽減が図れる
・生産性向上が狙える(ワークライフバランスの意識向上による業務効率を上げて残業しない土壌づくり)

[デメリット]
・同僚へ業務の負担がかかる
・組織内での不満が出やすくなる

男性の育休取得、迷っている方へのメッセージ

育休を取ろうか迷っている方の背中を押したいです。男性の育休ともなると、まだまだ世間に十分に理解されているわけではないですし、周りに相談できる人がいなかったりもします(私がそうでした)。

また、育休を取るまでのプロセスも多いです。「妻と検討する」「会社や国の男性の育休制度について調べる」「休む期間を決めて会社に伝える」「業務調整や引き継ぎの計画化と推進」・・・

その中で、私の場合は「権利を主張しているだけ」「キャリアに影響するよ」などというハラスメントを受けることもありました。

それでも得たものと天秤にかけるとデメリットなんて気にならないくらい「育休をとって本当によかった」と思っています。同僚は快く業務を引き継いでくれました。キャリアに影響と言われても今は大企業でもどうなるか分からない時代です。会社に依存せずに自立してキャリア形成しようと思っていましたので落ち込みませんでした。復職しても業務についていけないということは全くなくすぐに勘所が戻りました(残念ながら育休前とやってることがあまり変わってなかった…)。

今、私の家庭は育休前と比べて妻や子どもとの距離感が近いですし、身につけた家事・育児スキルは一生ものだと思っています(特に料理スキルは良いです自分で美味しいものが作れます。育児もできるので、将来孫ができても面倒みることができます)。

また、長期間思いきり読書や勉強の時間を確保できて、人生観を見つめ直すことができたことも大きいです。復職後は「自分の軸」みたいなものが出来ていて、いろんなことに悩むことが圧倒的に減りました。日々やるべきことに邁進しています。

会社での私の代わりはいます(そうでないといけないですし)。ですが、父親として私の代わりはいません。今は人生100年時代、その1%に満たない期間を思いきり家庭に使っても良いのではないでしょうか。私はその方が自分が棺桶に入るときの後悔が少なくなると信じています。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

QA・ご相談

記事でわからないことや、男性の育休取得について悩みがあれば当ブログのお問合せフォームやSNS(twitter@kingjoedesuyoinstagram@joe_shatiku)のDMでご相談に乗りますのでご連絡くださいね。私で力になれることがあればお応えします。

QA・ご相談(一覧)

QAいただきそうなことや、いただいたQA・ご相談で掲載のご了承をいただいたものを追記していきます。

制度改正(2022年)で変わることは?

企業に対して従業員が育休を取得しやすい環境整備を義務づけて、男性が育休を取得しやすくなります。

2022年4月〜

妊娠・出産を届け出た従業員に、育休の取得を個別に働きかけるように企業に義務づけ。

2022年10月から

父親が生後8週までに最大4週(2回に分割可能)の産休制度を新設。

2023年4月から

従業員1千人超えの企業に育休取得率公表を義務付け。

育休中に働いても良いの?

副業は可能です。また、副業での収入は給付金に影響しません。ただし、給付金は支給条件が設定されていて一定以上の収入があったり、育休中と認められない(仕事をしていると判断される)場合は給付金が支給されないことになりますのでご注意ください。

参考:【社労士監修】育休中に副業しても大丈夫?副業の方法と給付金への影響について解説

育休が取れそうもないけど育児がしたい

育休として一定期間休むことはできない場合、短時間勤務制度を利用するのはアリだと思います。

育休を取りたいけど収入減は厳しい

休業にあたっては出来る限り「有給」を使いましょう(支給率100%)。あとは、6ヶ月(給付金の支給率67%。6ヶ月以降は50%)をめどに夫婦交代で育休取得する方法も有効です。

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