社畜あるある

【振り返り】私の社畜エピソード20選(あなたも知らない間に社畜になっていませんか?)

私が勤めている会社は「理不尽なことでも耐える」という我慢大会で勝ち残る人が評価されています(全員じゃないけどそういう人が圧倒的に多い)。
私は思いきり社畜だったので、理不尽なことに耐えてきてそれが一定の評価を得ていたと思います。

社畜生活で困るのは忙しくなりすぎて「外の情報を知れなくなる」ことです。会社だけの閉じた世界で同じような生活を送っている人たちとだけ過ごすので自分がそもそも「理不尽な扱いを受けているのか」分からないし、「みんな耐えているから自分も耐えないと」という考え方になってしまいます(少なくとも自分はそうだった)。

そこで、私自身の社畜エピソードをざっくり振り返ってみることにしました。

ご自身も知らない間に社畜になっているかも。チェックしてみてくださいね。

※理不尽に耐えて頑張っている方を避難する意図はありません。あくまで「現状から抜け出したいという私の主観」をベースに意見を述べているのでご理解いただけるとありがたい。

社畜エピソード(仕事編)

全てが私の実際の社畜エピソード。まずは仕事編。

慢性的な長時間労働

基本的に残業する前提で1日がはじまる。もはや定時で帰ることを前提として仕事後の段取りを組むという発想が無い。
定時内はほぼ会議。定時後に自分のタスク(資料作成やリサーチ)が始まる。ちなみに、定時以外(始業前、昼休み、定時後)も会議予定を入れられることも多々あるのでその場合は深夜や休日に自分のタスクを進めることになる。

長時間労働は、上司や周囲の人に社畜が忠誠を示す手段だと思う。長時間労働を頑張ってきたから私はある程度会社で評価されたと思っている。

毎日定時退社だと、同じ成果を出していても良い評価は得られないと思う(私がいる環境だと、周囲の人は毎日遅くまで働いているという”印象”で評価するので)。

ひどい人は、いまだに残業自慢・寝てない自慢している。

できるわけない業務量

とんでもない量の業務を普通に指示される。計画工数内ではこなせないのでサービス残業することになるけど、自分の部下をサービス残業に巻き込めない(勤務実績を報告できないので)。中間にいる会社員は本当に辛い。

部下の業務量を把握して管理するのも上司の業務の範囲なので、部下に出来ない量の業務を与える上司こそ責任を果たしていないとつくづく思う。

サービス残業が当たり前

長時間労働が慢性化しても自部門の諸事情により勤務実績を報告できない。

コロナが流行るちょっと前に先輩と2人で飲みに行った時「昔からずっとサービス残業を続けて顧客と会社を支えてきた。自負がある。」という話をされた。いやいや、全く尊敬できない。
サービス残業については以前、記事を書いたのでご紹介させていただく。

【サービス残業】これって当たり前?サービス残業の実態について(約4割がサービス残業を経験)働き方改革が浸透してきている現代でもサービス残業は横行しているようです。 私は入社して13年経ちますが、これまで多かれ少なかれサービス...

上司の指示は絶対

全ての仕事を完璧にこなそうとするとどこかに無理が生じてしまう。
あまりに忙しいので業務量を減らそうと考えて、”確度が低い商談を捨てよう”とか、”無駄な業務の優先度を下げよう”と相談してもなかなか受け入れられない。
なぜ受け入れられないのか理由を確認しても納得できる説明を得ることができなかった。

自分に裁量権がないのが会社員。結局は上司の指示通りに進めることになる。

上司からの丸投げ

仕事の背景や進め方を具体的に指示せず、右から左へ「とりあえずやっといて」と仕事を振ってくる上司もいる。
なんとか進めようとしても要領がわからず途方に暮れた(顧客の会社でもこのようなことは良くあるし、友人からも困っているという話しをよく聞くので世の中に丸投げは横行しているのかもしれない)。

ひたむきに調べて結果的に解決してしまうから、上司にとっては丸投げが良い仕事の指示方法になってしまっている。

冷静に考えると、多少失敗してみて”丸投げだと上手くいかない。上司自身に問題が返ってくる。”と認識させた方がいいかもしれない。
それか、”自分で決めて進めることができる”と前向きに考えてしまうのも一つの手だと思う。

お前の成長のためだよ→会社のためでしかない

「お前の成長のため」とあたかもチャンスを与えているような言い回しで無茶な仕事を振ってくる。
考え方まで完全に社畜だった頃の自分は視野が狭かったので、言われた通り素直に頑張ってきた。けれど、自分を見つめる時間を作れるようになってきた今は考えが変わってきた。

「お前の成長のため」と言っているけど、実際は「会社のため」。その成長・頑張りが必要なのは会社。
自分のための成長であれば、自分で目標を立てて、目標達成には何が必要か自分で決めてチャレンジした方がいい。
※会社内に絞って目標を立てる必要はない。自由にやれるので副業を選択するのはアリだ。

会社としては、無茶な頑張りで体調を崩したとしても代わりを入れるだけだし、家族との時間が取れなくなっても会社には関係ない。
会社は一人ひとりの成長や幸せを最優先で考えてくれるわけではないので、実際は誰のためなのか見極めて”自分に本当にメリットはあるのか”を吟味して引き受ける・断るを判断しよう。

上司は社畜レースで勝ち残ってきた猛者

私が勤めている会社は年功序列ではない。社畜レースで勝ち抜いた人が出世していく。
上司は生粋の社畜なので、考え方や振る舞いは完全に社畜化している人が多い。自身がそうやって考えているのはいいのだけれどそういう人に限って自分の価値観を周囲の人に無理強いするので困る。

私の上司はこの人はいつ寝ているんだろうと思うくらい長時間労働をしているし、飲み会やゴルフには皆出席。飲み会では”自分は仕事にコミットしていて育児には全く関われなかった。”とネタにする。
価値観は人それぞれだけど、私にそのようなスタイルで働くことを求められると困る。私は将来この上司のようになりたいとどうしても思えない。人として尊敬するところ・好きなところはあるのだけど、なんのために働いているのだろうと疑問に思う。

大企業は非効率の極み

私は大手IT企業で働いているけど、無駄と思わざるを得ないことが山のようにある。何をするにも決裁をあおいで上司のスタンプラリーするとか、会議だらけで成果物をアウトプットする時間がなかったり挙げるととキリがない。
あまりにも非効率で無意味な手順は変えようとしても現状維持を求める人が多い。

ほとんどの会社員は、業務を効率化しても別の業務をお願いされたり、特に評価されなかったりで効率化するメリットがない。なので非効率が長い年月をかけて蓄積しているので非効率の極みになっている。私が勤めている会社は、こんなに非効率なのに良く何十年もやってこれたなと本気で不思議に思う。

年休を取るのは気まずい

年休を取得するときは”すみません”年休取得する予定です。と何故か謝ってしまう。やむを得ない理由がないと年休を取ってはいけない雰囲気が正直ある。
年休は労働者の権利なので”XXの予定があるので休みます”という理由がなくても年休は取っていい。

そもそも、年休を取っても休めない。上司は毎月年休を取っているけど年休の日も終日ずっと働いていることが多い。普通にチャットやメールが来るし会議にも出てくる。こんなことをされると、部下は年休を取っても仕事の対応をしなければならない雰囲気になってしまう。ということで、私が年休を取っても平気で仕事の電話やチャット、打ち合わせを入れてくるし私はそれに対応してしまう。

風邪を引くと苦言をもらう

発熱して休むと”体調管理ができていない”と苦言をもらう。体調管理してても風邪をひく時は引くし、そもそも私は滅多に休まない。

今考えると、無遅刻無欠席でも誉められないのは不思議だ(社畜は風邪をひかず休まないことが前提になっている)。

飲み会も仕事だという思い込み

コロナの影響で飲み会は減ってきたけれど、コロナ感染拡大前は月に3万円〜8万円を会社関連の飲み会に使ってきた。
当時は「これも仕事だから」と本気で思っていた。仕事なら給料をもらうべきだし、せめて経費として落としてくれないとおかしい。

会社の飲み会で得られるメリットは、ほとんどが会社にとってのメリット(会社員同士や顧客との関係性を築ける)。好きで参加したり、会社の飲み会がリフレッシュになっているのならいいけど、嫌々行く必要は全くないと思う。

自分は、会社の飲み会を徹底して行かなくなった(今はコロナを言い訳に快適に断れる)。どうしても断れない時は原付で移動して飲み会に参加し、アルコールは飲まずに食事だけして雑談してささっと帰っている。嫌なら結構どうにでもできる。

給与やボーナスで不死鳥のように蘇る

社畜生活が辛くても、月に1度の給与でまたがんばろうと思うし、もう限界だと思った頃に半年ごとのボーナスを支給されて辞めることを諦めてしまう。

こうやって何回でも不死鳥のように蘇って、会社への依存度があがってきた。会社へ依存させる仕組みを考えた人はすごい。感心する。

社畜エピソード(私生活・家族)

社畜の家族も社畜。ということで、続いて私生活・家族編

家に帰っても食べて寝るだけ(残務があれば仕事する)

特に平日は、自分時間なんて皆無。息抜きなんてできないし、睡眠時間も足りていない。
以前、1週間の生活をまとめたことがあるのでリンクを貼っておく。

【限界?】社畜(夫)1週間の生活を振り返ってみた絶賛「夫婦共働き社畜・育児」生活を送っていますが、終わりが見えないし体力面・精神面で限界を超えている気がしています。数年すると子どもたち...

平日のための休日

平日で疲労困憊になっているため、休日は疲れをとることがメイン。自分のやりたいことはできずに出来るだけ省エネで活動して可能な限り睡眠時間を確保しようとする。

週末にまとめて家の掃除をするし、平日に備えて1週間分のおかずやスープを作り置きしたり下味冷凍している。もはや仕事のための休日になってしまっている。

目覚めた瞬間から仕事を考えてブルーになる

起きた瞬間からやらないといけない仕事が頭に浮かんでブルーになる。早朝や夜中に目が覚めて抜けもモレを思い出したときはその場でスマホから備忘メールを送る。
メンタルがすり減って追い詰められている。

休日も仕事のことを考えている

完全に仕事を忘れて休日を過ごすことができない。ふとした時に頭に仕事が思い浮かんできてしまう。不安になってしまい最終的にはどうにか時間を作って仕事をしてしまう(資料作成やリサーチ)。

日曜日の夕方は絶望だ。翌日から始まる仕事を意識してしまって憂鬱になる。子供たちをみて自分を奮い立たせるけど、辛いものはやっぱりツラい。

体調が悪くても病院に行けない

自分がいないと仕事が滞ってしまうと思い込んで、体調が悪くても仕事を続行してしまう。
一度、同僚に「体調不良の原因が思っていたのと違っていたらどうするんですか、帰って病院に行ってください。」と強引に促されるまで仕事を続けてしまった。

実際には自分がいなくても会社はまわるし、ほとんどの会社は社長すら交換可能。一般社員が少し休んだくらいで滞ってしまうなら仕事の仕組みが悪い。

家族が体調を崩してもずっと働いている

真ん中の子が1歳の頃に肺炎で入院したことがあった。その時、私は仕事がピークで忙しかったので、妻に対応をお願いして私は入院期間の1週間ずっと仕事ばかりしていた。
上の子は4歳で手がかかるし、妻が義母や義姉などを巻き込んでどうにか乗り切った。

今思うと仕事は代われる人がいたし、当時のチームに事情を説明すると協力してくれない人はいなかったと思う。家族より仕事を優先してしまったことに今でも後悔している。

お金が貯まるけど浪費する

就職してからずっと教養を得る時間が取れていなかったのでマネーリテラシーが著しく低かった(これは本当に後悔している)。
長時間労働と引き換えに自由な時間がほとんどないのでお金が貯まる。けれど、ストレスの反動で時間ができると浪費してしまう。

友人と疎遠になる

平日はそもそも予定を入れられない。休日も働いていることが多いため、予定を入れることのハードルが高い。結果的に友人と会う機会が激減してしまう。

友人に会えても生活の状況を話したらドン引きされる。体は大丈夫か。なんのためにそんなに働いているのか。と本気で心配される。今思うと同感。

社畜を脱出するためには

多くの方は疲労していると思うので、まずは疲労をとるためにしっかりと休むことが大切です。

その後、現状を変える作戦を考えてから、推進するための時間を作ることがスタートになります。

①正常に考えることができる体調に戻す
しっかり休んで疲労をとる:寝る、食べる、軽い運動、お風呂に浸かる、etc

②現状を変える作戦を考える
どういう状態にしたいか、そのためには何をすればいいか。

③作戦を推進する時間を作る
倹約→時短家電(家事時間短縮)がおすすめ。時間ができるし、倹約すると生活コストが下がるのでお金が貯まるし、そもそも必要な収入を見直せる可能性がある(たくさん稼ぐ必要が無いなら、共働きを見直すなども可能)

④現状を変える作戦を推進する
例えば
・今の職場での役割変えてもらう
・転職活動を始める
・独立に向けた副業をする
という行動で社畜を脱出するきっかけを掴む!

※③については記事をまとめているので良ければご参照ください

【意外】社畜脱出のポイントは主夫力?家計15万円/月倹約→時短家電購入→転職活動や副業の時間確保「社畜生活から抜け出したいけど、仕事や子育てが忙しすぎて何からやれば良いのかわからない。」という人は、まず主夫力(主婦力)を高めることに...

まとめ

私自身は自分のことを社畜だとは思っていませんでしたが、いつの間にか会社中心の生活になっていて苦しいと感じるようになっていました。
ひどいときは、生きていくのはこんなにハードなのか。と落ち込んだこともあります。

世の中には、きちんと自分の時間を確保しながら活きいきと働ける会社もあるし、会社勤め以外の働き方で充実した日々を送っている人もたくさんいます。

いつの間にか社畜になっていませんか。社畜になっていても、意識・行動を変えることできっと社畜から脱出できます。お互いがんばりましょうね!

社畜生活から脱出するロードマップをまとめています。もし良ければ読んでみてくださいね。

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