共働き子持ちだと、”子どもが小さいうちは仕方ない。”と割りきる人が多いです。
散らかっている家は嫌だけど、キレイを保つハードルは高いですよね。
毎日家を清潔に保つのは大変ですが、掃除は単純作業の積み重ねなので家族で手分けしたり、自動化したりと効率化しやすい家事です。
この記事の筆者

- 現役のプロジェクトマネージャー
- 国内大手Sier勤務(2022年売上ベース国内最上位)。13年目
- プロマネ歴は1年の初心者
- 3児のママ
- 30代半ば
【結論】掃除は単純作業の積み重ね。自動化や分担で負担を軽くしよう
この記事では
- 掃除の工程は大きく2つに分けられる
「①モノを片づける」
「②汚れを落とす」 - 「①モノを片づける」に効果的な工夫
・モノ自体を減らす
・モノの場所を決めて家族みんなで片づける - 「②汚れを落とす」に効果的な工夫
・ロボット掃除機で自動化する
(無理ならスティック掃除機が便利) - 家事代行やハウスクリーニングなどのお助けサービスを頼ることも大切
以上について解説します。
家を毎日キレイに保つ工夫|効果が大きい方法3選

子育て世代の友人と話していると
「小さい子どもがいると、どんなに掃除してもきれいにならない。」
ということを聞くことがあります。
掃除が苦手な方にありがちだと思うのが、別のモノゴトをごちゃ混ぜに考えてしまうことです。
掃除は大きく
- モノを片づける
- 汚れを落とす
という工程に分けることができます。
基本的には、「片づけ」が終わっていないと「汚れを落とす」ということができません。
片づけさえ出来ていれば、その後の汚れを落とすのはそんなに大きな手間はかかりません(しかも単純作業なので、お掃除ロボットを利用したり、家族に手伝ってもらったりできる)。
なので、掃除についての大きな問題は「片づけ」の部分です。ここをクリアできると毎日の掃除がラクになります。
では、具体的に何をすれば良いか解説します。
【その1】使わないモノを持たない

最初ですが、ダントツで一番重要なポイントです。
「使わないモノを持たない。」
確実に効果が出るし見た目にもわかりやすいので絶対にやってほしいです。
当然ですが、モノがたくさんあると片づけに時間がかかります。
モノを買うということはメンテナンスなどの維持や保管まで引き受けるということです。モノの量が減るとそれに応じて家事の時間も減ります。
モノを必要最小限にすると、片づけに時間がかかりません。掃除にも時間がかかりません。特に床にモノが無いだけで掃除が格段に時短できます。
時間を作りたいのであれば、徹底して使わないモノを捨ててください。
モノを持つのはタダじゃない
過剰なモノに1坪のスペースを使われているのであれば、あなたはその分の住宅ローンや家賃を支払っていることになります(もし30坪で月10万円であれば、毎月3,333円をムダに支払っているようなものです)。
モノを捨てると、適切な広さの家に引っ越せて家賃を節約することだって出来るかもしれません。
思い出のモノがたくさんあるかもしれませんが、モノを手放すと理想の生活が手に入ります。
モノの捨て方

1年間使わなかったものは基本的に使いません。思いきって捨てましょう。
子どもの創作物であれば、写真に残して廃棄しましょう(さみしいですが、ずっと持っている訳にもいかないので)。写真を撮る際には、どのくらいの時期のモノかわかるようにお子さんや親も一緒に写ると将来見返した時の価値が高まります。ぜひ一緒に写りましょう。
冠婚葬祭やキャンプ用品など不定期で使用頻度が低いモノであれば、所持せずにレンタルサービスを積極的に利用しましょう。
【その2】一人で片づけしない
掃除が苦手。という人は「片づける」と「汚れを落とす」という工程を混同しがちです。
片づけが終わっていないと、汚れを落とす(掃除機・雑巾がけ)ができません。
どちらも単純作業なのですが、特に「片づける」に関してはモノを元の場所に戻すだけなので家族、特に子どもたちの協力を得てこなしましょう。
家族の協力を得るコツは、モノの置き場所を決めることです。片づけ出来ない原因は、モノがどこに置いてあるべきか曖昧であることが多いです。
モノの置き場所が明確に決まっていると、子どもでも片づけ出来ます。ゲーム感覚でやってくれて楽しそうですし、片づけが終わり子どもに「ありがとう」と感謝すると喜んでくれます。
【その3】掃除機がけに労力を使わない

「ロボットがきちんと掃除できるのか」という懐疑的な時代は過ぎています。現在はお掃除ロボットを信用してOKです。
現在は色々な種類のロボット掃除機があってどれも決して安価とはいえませんが、毎日の掃除というストレスを手放せます。
ひとことでいうと「毎日家がきれいなのに、疲れない」という感じです。ほとんどのケースでコスパが見合うと思うので検討してみてくださいね。
高価なモノであることは確かです。でも、毎日使うモノなので日割りで考えると見合わないという訳ではないと感じるはずです。
ルンバは「クリーンベース付き(ゴミ捨てを自動でしてくれる箱)」 がおすすめです。クリーンベースは、ルンバの充電スタンドと大容量ダストボックスを合わせたものです。

約60日ゴミ捨てが不要になります。
ルンバのメリット
自動で掃除ができる
ルンバは自動的に掃除を行うため、手動での掃除をする必要がなく、手軽に家の清掃ができます。
パワフルな吸引力
ルンバは強力な吸引力を備えているため、カーペットや畳、床などの掃除がしっかりできます。
スマートフォンでの操作
スマートフォンでルンバを操作できるモデルもあるため、外出中でも家の掃除を始めたり、スケジュールを設定することができます。
ルンバのデメリット
騒音が気になる
ルンバは稼働時に音がするため、騒音が気になる場合があります。
コストが高い
ルンバは高価な掃除機の一つであるため、一度に大きな出費になります。
狭い場所や段差に対応しきれない
ルンバは設計上、狭い場所や段差に対応しきれないことがあります。特に家具の下や、複雑な間取りの場所など、手動で掃除する必要があるかもしれません。
ルンバは購入前にお試しできる
高価なものですので、自分の生活スタイルにあうか不安もあると思います。その場合、ルンバ公式サイトのお試し1ヶ月コースがおすすめです。
安価に使ってみることが出来ますし、当然ですが合わなければ返却すればOKです。公式サイトなら期間限定キャンペーンなどで割引特典が用意されていることもあります。
ルンバが使えないのは段差が多い家
以前住んでいた賃貸では、洋室と和室の間など段差が多くありました。
公式サイトによるとルンバは2cmまでの高さにしか対応しておらず(カーペットなどは乗り越えられる)、段差の多い家ではルンバが部屋を行き来できず効果的でないため導入していませんでした。
ルンバが導入できない場合、コードレスのスティック掃除機が使いやすいです。収納しやすく、コードレスのため家具などに引っかかることがなく掃除のストレスを大幅に軽減出来ます。
≫Amazon.co.jp(コードレス掃除機)
無理しすぎない|お助けサービスを頼ることも大切

ひと昔前は、家事を代行してもらうこと=贅沢(お金持ちが利用するもの)というイメージがありましたが、現在は共働き世帯の増加(※1)によって家事の代行サービスは拡大し続けています。
※1:現代は6割強ですが、1990年ごろだと4割ほど。厚生労働省ー令和2年版厚生労働白書より
共働き世帯といっても、どんな仕事をしているか、子どもは何人いるか、親兄弟で頼れる人がいるか、など生活状況によって家事負担はさまざまです。
毎日とはいかなくても、週に数回、もしくはスポットで家事の代行サービスを利用すると家事負担を大きく軽減出来ます。
家事代行サービス

一昔前は家事代行サービス=贅沢(お金持ちが利用する)というイメージがありましたが現在は一般家庭にかなり浸透しています。共働き世帯といってもどんな仕事をしているか、子どもは何人いるか、親兄弟で頼れる人がいるか、など生活状況により家事負担はさまざまです。
毎日とはいかなくても週に数回、もしくはスポットで月に数回など利用すると家事負担から解放されます。
おすすめ家事代行サービスはこちら
≫お試しできる家事代行サービス8社を比較
ハウスクリーニング
年末の大掃除など、ふだんやらない掃除は割りきってプロにお任せしましょう。
ハウスクリーニングだと「おそうじ本舗」がおすすめです。
全国47都道府県1,701店舗を展開する最大手で、一番依頼が多いのはエアコンクリーニングとのこと(全メーカー・全機種に対応。197万台以上の実績あり)。
お家まるごとクリーニング(キッチン/換気扇/浴室/洗面台/トイレ/ガラス・サッシ)というサービスも用意されていて、実績・技術面で安心、対応範囲も広いです。
定期的に割引キャンペーンやお掃除グッズプレゼントのキャンペーンが開催されているので公式ページをチェックしてみてください。
≫ハウスクリーニングなら【おそうじ本舗】
時短にかかる必要経費は節約で浮いたお金を充てる

時短家電を買ったりサービス利用するには費用がかかりますが、節約して捻出した余力を有効活用することで気兼ねなく時短化をすすめられます。
ご参考に節約の記事も読んでみてくださいね。
節約・時短のまとめ記事はこちら
≫時間の作りかた
まとめ:行動することが大切。まずはスケジューリングを
今回は、掃除の工夫について解説しました。
- 「①モノを片づける」に効果的な工夫
・モノ自体を減らす
・モノの場所を決めて家族みんなで片づける - 「②汚れを落とす」に効果的な工夫
・ロボット掃除機で自動化する
(無理ならスティック掃除機が便利) - 家事代行やハウスクリーニングなどのお助けサービスを頼ることも大切
一人で家事を抱えてはいけません。
モノを減らす工夫をしたり、家族でシェアしたり、時短家電を利用したり、代行サービスを利用したり。
取り入れられる内容があれば、まずは実行する予定を抑えましょう。
少しずつでも確実に生活が快適になっていくはずです。
最後まで読んでくれてありがとうございました
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