
家中のあちこちに動きまわったり、天気によってやることが左右されたり、洗濯って正直めんどくさいですよね。
洗濯は作業工程が多いうえに家族それぞれの個別対応が多いので時間も体力も使います。
その反面、「工夫することで大きく効率化できる家事」でもあります。
今回は、”夫婦ともに多忙な仕事・3人の育児”でたどり着いた洗濯の工夫についてまとめました。
この記事の筆者

- 現役のプロジェクトマネージャー
- 国内大手Sier勤務(2022年売上ベース国内最上位)。13年目
- プロマネ歴は1年の初心者
- 3児のママ
- 30代半ば
【結論】時短は『しないこと』を決めること|時短洗濯のおすすめは「干さない」「畳まない」
- 洗濯の工程は5つに分類できる
「①洗う」「②干す」「③取り込む」「④畳む」「⑤収納する」 - おすすめの時短方法
【その1】「①洗う〜②干す〜③取り込む」→干さない:洗濯乾燥機で自動化
【その2】「④畳む」「⑤収納する」→畳まない:人別にカゴに分けて収納して効率化 - 時短家電はコスパが良いので積極的に使う
- 現代は洗濯をまるごと外注化も可「洗濯代行」「宅配クリーニング」
洗濯モノは「干さない」|家電でラクにする

洗濯には
「①洗う」「②干す」「③取り込む」「④畳む」「⑤収納する」
の工程がありますが、大きな問題は「①洗う〜②干す〜③取り込む」についてです。
「洗濯モノがたまってしまう。」「前の洗濯モノがまだ乾いてなくて干す場所がない」などの洗濯問題は洗濯乾燥機を使うことで大幅に解消されます。
洗濯乾燥機を使うことで、洗濯は干すこと・取り込むことをやめました。洗剤も自動投入です。
一部の乾燥NGな衣類(おしゃれ着など)は干しますが、洗濯乾燥機を購入してから乾燥NGな衣類は極力買わないようにしています。
洗濯乾燥機を買うということは、時間を買うということです。
夫婦で内心「そっちがやってよ」と押し付け合うストレスを無くせるので少し高価でもコスパは良いです。
雨の日の洗濯|衣類乾燥除湿機が活躍
雨の日には洗濯乾燥機のありがたみが増しますが、一部の乾燥NGな衣類(おしゃれ着など)は部屋干しになります。
部屋干しだとなかなか乾かないので、「衣類乾燥除湿機」を使うことで素早く乾かせます。以前は雨の日にはコインランドリーに足繁く通っていましたが今は全ての洗濯が家で完結します。

統計を調べてみると、約3割の家庭で天候に関わらず全ての洗濯モノを部屋干ししているようです。よく部屋干しする人には衣類乾燥除湿機は重宝するはずです。
(天候に関わらず部屋干しする理由)
- 共働きで急な雨に対応できない
- 花粉やPM2.5で外干しは避けたい
- タワマンに住んでいて外干しできない決まりになっている
都市ガスなら「ガス衣類乾燥機 乾太くん」
洗濯乾燥機ではなくて、衣類乾燥機が単品でほしい。という方はガス衣類乾燥機「リンナイ 乾太くん」がおすすめです。
≫Amazon.co.jp【リンナイ|衣類乾燥機 乾太くん】
都市ガスであれば一般的には電気乾燥機よりランニングコストが安くなります。
また、洗濯乾燥機より早く乾かすことができるので、小さいお子さまがいる家庭では重宝します。お漏らしの対応やお気に入りの服じゃないとダメ!などのとき、短時間で乾かせるのは助かります。
洗濯モノは「畳まない」|思いきってやめてしまう
洗濯の
「①洗う」「②干す」「③取り込む」「④畳む」「⑤収納する」
の工程のうち、「④畳む」「⑤収納する」も割り切ることで効率化ができます。
小さい子どもがいると着せ替え人形のようによく着替えるのですぐに洗濯モノの山が出現します。
この洗濯モノの山は、家族ぶんの必要な衣類をさがす時間が増えていちじるしく効率を下げます。
そこで、思い切って「畳むことをやめます」。パパ用・ママ用・息子用・娘用と人別にカゴを用意して洗濯モノを分類していれるだけにします。

これだけで洗濯モノの山はできません。人別に分けているので衣類が行方不明になることもなく効率的です。
ただし、この方法は衣類にシワがつきやすいというデメリットがあります。シワがつきやすいものは畳んで収納するようにしましょう。
あと、ハンガーで乾かした衣類をそのままクローゼットにしまうのも時短方法としてはオススメです。
ご紹介:洗濯ライフハック
大きい布を早く乾かす技|三角干し
花王さんがツイートしてバズっていました。『三角干し』確かに早く乾きます。
布団や毛布など大物を少し早く乾かす知恵として三角干しという手法があります。通気が良くなり、水滴も角になった部分に集まるので普通に干すより乾きやすくなります。これからもっと涼しくなり洗濯物も渇きにくくなると思うので、もし覚えていたらお試しください pic.twitter.com/sX86D9eZR0
— 花王 アタック(お洗濯全般) (@kao_attackjp) September 21, 2022
バスタオルなどでもこの干し方使えます。
花粉症やダニアレルギー対策|ふとん用の乾燥機
「花粉症のためふとんを外に干せないよ」という方は、ふとん用の乾燥機がおすすめです。
ふとん用乾燥機を使うとダニ退治もできます(ダニは50度以上で死滅するのですが、ふとん用の乾燥機だと60〜70度まで暖められます)。
ふとん用乾燥機を使った後には、クリーナーをかけるようにしましょう。※1
※1:子どもがダニアレルギーなのですが、かかりつけ医から「ダニが死滅しても死骸が残るとダニアレルギーには影響を及ぼす」とのことで、寝具は積極的にクリーナーをかけた方が良いとアドバイスがありました。ダニって死んでもなお悪さするんですね…。
ふとん用の乾燥機とクリーナーがセットになったものもあります(クリーナー単品でも購入可)。
≫クリーナーセットはこちら↓
《クリーナーを購入する前に》
補足情報として、クリーナーをわざわざ購入せずに掃除機でもダニの死骸の対応はできます。
ただ、クリーナーがあると片手で使えたり、布団を巻き込みにくい構造になっていて多少掃除機より使いやすいというメリットがあります。
洗濯をまるごとお願いできる「洗濯代行」「宅配クリーニング」

洗濯はかなり労力がかかる家事なので、いっそのことやめてしまって外注化する選択肢もあります。現在は洗濯代行や宅配クリーニングのサービスが拡大しています。
洗濯代行と宅配クリーニングの違い
洗濯代行は、ふだん家庭で行う洗濯を代行するサービスです。洗濯モノを預けて終わったら受け取るか配送してくれるサービスか、家事代行の一環として洗濯を行なってくれる訪問型があります。
宅配クリーニングは一般的なクリーニングの配送型サービスです。
基本的な違いをまとめます。
洗濯代行 (店舗型|配送型) | 洗濯代行 (訪問型) | 宅配クリーニング (配送型) | |
洗濯方法 | 水洗い | 水洗い | ドライクリーニング(水洗いできないもの) |
アイロンがけ | オプション | 可能 | 行う |
料金の算出方法 | バッグの個数 | 時間 | 1点あたりの料金 |
保管 | 不可 | 不可 | 可能な場合が多い |
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洗濯代行は「洗濯」に特化することで料金を抑えて、クリーニングは料金は高めですがドライクリーニング(水洗い不可の衣類)や染み抜き、ボタン付けや保管サービスなどを行なってくれます。
希望にあった方法を試してみて日々の生活にゆとりを与えましょう。
おすすめ洗濯代行
店舗型
近隣地域の洗濯代行サービスになります。
お住まいの地域のクリーニング店や、最近だと洗濯代行の専門店も多くなっているのでチェックしてみてくださいね。
配送型
主要だと「Laundry OUT」「POST WASH」が対応エリアが全国で比較的安価です。
・Laundry OUT
オンライン注文だと3回目まで¥1,000オフ、ランドリーバックをプレゼントしてもらえる特典があるので、まずお試して利用してみるのもいいですね。
単位 | 料金(洗濯+送料)※税込 | 備考 |
Rバッグ(40L) | 3,300円 | Tシャツ約60枚分 |
Lバッグ(52L) | 3,850円 | Tシャツ約80枚分 |
<左右にスクロールできます>
・POST WASH
特徴的なのは、全店舗すべての業務を女性スタッフのみで行っているところです。女性のみなので、デリケートな洗濯も安心して依頼できます。
たしかに女性だと、「下着を見られるのは嫌だ」というようなケースもあるかもしれませんね。
単位 | 料金(洗濯+送料)※税込 | 備考 |
ランドリーバッグ(M) | 3,160円 | Tシャツ約45枚分 |
ランドリーバッグ(L) | 6,930円 | Tシャツ約135枚分 |
<左右にスクロールできます>
訪問型
家事代行サービスは年々拡大していて、現在の事業者数は600社ほどと言われています。
ご自宅のあるエリアに対応している業者さんをチェックしてみましょう。
家事代行サービスは、有名どころだとCaSyがおすすめです。
≫1時間2,560円(税込)〜の家事代行サービスCaSy
おすすめ家事代行サービスはこちら
≫お試しできる家事代行サービス8社を比較
おすすめ宅配クリーニング
忙しい日々を送っているとクリーニング店に通うのはきついですよね。先送りにしていると着たい時になかったり。
宅配クリーニングは、Yシャツやスーツなどをクリーニングする日常使いや、冬ものをまとめて安く出したり、着ない服を保管してもらったりとサービスが充実しています。
実は、宅配クリーニングは店舗クリーニングと比較して料金相場に大きな差はありません。コスパ、使い勝手、仕上がり総合的にサービスレベルが高いです。
おすすめの宅配クリーニングはこちら
≫【厳選】人気の宅配クリーニングおすすめ10選
ご参考|宅配クリーニングといえば『リネット』
最大手で、宅配クリーニングといえばリネット。というくらい有名です。
会員数45万人、多くのメディア掲載、エリアは全国対応で送料無料(利用金額の条件あり)、宅配ボックス・コンビニ預けOK。他にも保管サービスや靴のお手入れ、ふとんのお手入れなど多様なサービスが高いレベルで充実していてまさに「宅配クリーニングの横づな」といったところです。
はじめて宅配クリーニングを利用するならリネットを選べばひとまずOKです。
≫クリーニングは宅配でらくちん♪「リネット」
時短にかかる必要経費は節約で浮いたお金を充てる
時短家電を買ったりサービス利用するには費用がかかりますが、節約して捻出した余力を有効活用することで気兼ねなく時短化をすすめられます。
ご参考に節約の記事も読んでみてくださいね。
節約・時短のまとめ記事はこちら
≫時間の作りかた
洗濯の時短術、できそうなものから試してみよう
洗濯の時短術として、ちょっとした工夫から便利家電、サービスなどをご紹介しました。
家電やサービスは費用がかかりますが、ほとんどのケースでコスパは見合います。
取り入れられそうなものがあれば、試してみてくださいね。
少しでも洗濯のストレスが軽減されるように願っています!
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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