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メンズのセルフカットは意外に簡単!セルフカットに必要な道具や失敗しないコツをご紹介

美容室に行くのが楽しみ。という方には当てはまらないと思うのですが私にとってのヘアカットは、「やりたいこと」ではなく身なりを整えるための「やらないといけないこと」です。

特にこだわりがない「やらないといけないこと」にお金や時間をかけたくないので、セルフカットをしています。

  •  私:高校生の頃から自分で切って20年(カラーやパーマのときのみ美容室)
  •  子ども:長男が2歳の頃から6年

長く続けてこれたのは、私の努力ではなくセルフカットに利点があるからです。雨で外出できない時やスキマ時間でできるし節約効果も大きいです。

この記事の筆者

はじめて当ブログに来てくれた方もいらっしゃると思うので、さっと自己紹介させていただきます。

  • 元国内大手Sier勤務(元プロマネ&コンサル→2022年フリーランス)
  • プロマネ歴7年
  • 30代半ば
  • 保有資格:ITストラテジスト、応用情報技術者、基本情報技術者、他ベンダー資格(アジャイル開発、クラウド、運用保守など) 

今回の記事では

  • セルフカットの節約効果
  • メリット/デメリット
  • セルフカットに必要なもの
  • 失敗しないコツ

など、セルフカット歴20年の知見をポイントを絞ってまとめますのでぜひ読んでみてくださいね。

【結論】セルフカットは一生モノの節約スキル

私、子ども(二人)で、4,500円/月ほど節約できています。年間にすると5万4,000円ほど。侮れない金額です。

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ヘアカットに対する私の価値観

20年ほどセルフカットを続けているので、素人にしては髪を切る技術が高いほうだと思います。

ですが、当然プロの美容師さんほど上手く切れる訳もありません。

私は、変な髪型ではなく清潔感があれば、過剰な完成度は求めません。
また、髪を切るために、休日を半日ほど潰してしまようようなことはしたくありません。

セルフカットはお金だけでなく美容室の予約、移動、待ち時間、などの時間も節約することができます。しかも、予定を入れずに空いた隙間時間に髪を切れます。

例えば、我が家では

今日は天気が悪いので外出するのもなぁ。仕方ないので髪を切ろう。

ということがよくあります。

「髪へのこだわりは強くない」「時間の有効活用を重要に思っている」「節約したい」という価値観の方にセルフカットはおすすめです。

セルフカットは節約になるの?

セルフカットに必要なものは数千円で揃います。セルフカットする人数や頻度にもよりますが、だいたい1〜3ヶ月で元は取れます。

その後は、やればやるだけ節約になります。

最初は上手く切れるか不安もあると思いますが、続けていると確実に上手く切れます。この記事の後半で失敗しないコツもご紹介しています。

今はYoutubeでプロの美容師さんがセルフカットのやり方を公開してくれているので事前に失敗しないノウハウを学ぶこともできます。

意外に多くの人がセルフカットしてる|23.3%

しらべぇ編集部が実施した全国20〜60代の男女1,664名を対象にした調査だと、23.3%が自分で髪を切ると回答しています。

男女別だと、男性:20.3%、女性:26.4%がセルフカットをしているという結果になっています。
引用元:Sirabeeリサーチ_髪の毛を自分でカットしている人の割合は_2019.3.31

有名人だと、大野智さん、阿部寛さん、女性だと有村架純さん、YOUさんなどがセルフカットしているとのことでした。
引用元:日刊大衆_芸能人たちは意外に自分で髪を切っている!?_2018.1.6

案外セルフカットは世間に浸透しているようです。

セルフカットの節約効果|4,500円/月

私、子ども(二人)で、4,500円/月ほど節約できています。

  • 1回あたり(私:4,000円、子ども:2,500円×2人)
  • 2ヶ月ごとにカット
  • 合計:2ヶ月で9,000円の節約効果
期間節約効果
1ヶ月4,500円
2ヶ月9,000円
1年5万4,000円
5年27万円
10年54万円

セルフカットのメリット

  • 節約できる
  • 自己肯定感が上がる
  • 隙間時間を有効活用できる(片付け込みで、自分なら1時間、子どもは1人あたり30分ほど)
  • 人に希望の髪型を伝えなくても良い

忙しい日々の中、スキマ時間をうまく使って節約できた時には達成感を味わえます。継続すると技術力も上がり、お店で切ったかのような仕上がりになった時には自己肯定感が上がります。

セルフカットのデメリット

  • 後片付けが手間
  • 対策しても多少チクチクする
  • 冬は寒い
  • 子どもは時間勝負
  • 知り合いに言うと引かれる可能性あり(セルフカットは少数派)
  • 高度な技術が必要な髪型は失敗リスク大(刈り上げでグラデーションなどは失敗しがち)

セルフなので自分で片付けしないといけないですし、どんなに丁寧に対策しても髪の毛が体についてチクチクします。

子どもは集中力が切れると動くので、速やかに切ることと、飽きない工夫が必要です(私はスマホスタンドを使って動画などで場をつないでいます)。

セルフカットに必要な道具

必要な道具を「必須なもの」「あると便利なもの」に整理してご紹介します。

セルフカットに『必須なもの』

ハサミ

セルフカット歴20年の中でいろいろ使いましたが、リピートしているのはこのハサミだけです。コスパが非常に良いです。

よく切れるし、コンパクトでセルフカット向けに設計されています。安いし、私の中では一択です。


バリカン

コード有り・無しの両方持っているのですが、コード有りをメインで使っています。これまでに購入した機種の問題かもしれませんが、コードレスはどれもパワー不足を感じます。

ポイントとして、アタッチメント(刈る長さを調整するもの)も重要で、取り外し式でなくカチカチと調整できるものが良いです。取り替えが手間ですし、特に子どものカットは時間との勝負です。

コード有り


コード無し


お試しでコード無しのセットを購入しました。ハサミやコーム、ケープもセットもついていてお得でしたが、正直パワー不足を感じます。私のおすすめは「コード有り」です。

ダッカール(髪をとめるクリップ)

切りたい髪とそれ以外を分けておくためのクリップです。分ける必要があるほどの長さの場合はダッカールがないとカットしずらいためマストとしました(短髪だと不要な場合もあります)。


私は妻からもらいましたが、Amazonで売っていました。100均にも売ってそうです。

カミソリ

うぶ毛を処理するのに必要です。

セルフカットに『あると便利』

コーム

長さを揃えて切るためには、切る前に髪の毛を整える必要があります。100均でも用意できます。

ケープ(髪の毛がつくのを防ぐカバー)

ゴミ袋で代用可能。頻繁にセルフカットする人は専用のものを購入した方が使い勝手が良いです。

ヘアバンド

自分でバリカンを使うときに便利です。カットする範囲を予めセットできるので失敗する確率を大幅に下げるアイテムです。

個人的には洗顔やお家時間にもよく使うので、1つ持っておいて損はないと思います。

新聞紙

切る時に床に敷くと片付けが楽です。髪は意外に散るので広めに敷いておくと良いです。

スマホスタンド【子どもカット用】

子どもの集中力が切れると、じっとしていられずカットを中断せざるを得なくなります。
我が家はカット中にスマホスタンドを使って動画を見てもらっています。


セルフカットに失敗しないコツ

短くしたい気持ちを抑える(攻めない)※最重要

バリカンは、基本的に7mmまで。耳周りや襟足のみ5mmを使う。を徹底してください。5mmや3mmで刈り上げると、微妙な長さの違いが目立ちますが、長めに刈るときれいな仕上がりに見えます。

これは一番重要と思います。

ムリのない体勢で作業する

具体的には2点です。

  • 座りやすいイスを用意する
  • 鏡をセットしておく(メインと、後ろを見る用の2枚)

慣れるまでは時間がかかると思うので、疲れない体勢で作業することで失敗のリスクを下げられます。

人と会わないタイミングで切る

連休初日とかは狙い目。多少の失敗はすぐ目立たなくなりますし、目立つような失敗でもリカバリできます(自分で手直し)。

仕上がりイメージのハードルを下げておく

慣れるまでの数回は不安になると思います。ですが多少のことは受け入れましょう。

人は他人の髪型にそれほど興味はありません。私は会社員時代の13年ほど同僚にセルフカットをしているとバレたことはありません。

無理しない頻度でセルフカットする

いつも完全にセルフカットでなくても良いと思います。例えば、2ヶ月に一度の頻度で美容室に行っていた方が、セルフカットを取り入れることで半年に一度の頻度になればそれも節約になります。

無理のない範囲でチャレンジしましょう。

具体的なセルフカットの方法:ご参考(YouTube)

私はセルフカット歴20年ほどで参考動画を見ずにここまできましたが、これからチャレンジする方は絶対に動画で事前学習した方が良いです。

今はプロの美容師の方が分かりやすく解説してくれている動画がたくさんあります。イメージと合う髪型の動画を探してみてくださいね。

私が参考になると思った動画をご紹介しておきます。

自分の髪をカットする場合

子どもの髪をカットする場合

まとめ:セルフカットは手軽な節約術!ぜひチャレンジしてみよう

セルフカットは、1回あたりに節約できる金額は小さいですが継続することで大きな金額になります。

毎回セルフカットで済ませることにこだわる必要もなく、美容室に行く頻度を伸ばすために定期的に手入れする。くらいでも節約になりますし、清潔さを維持できます。

予約なしにいつでも切れるので、隙間時間を有効活用できるというポイントも大きなメリットです。

一生モノのスキルだと思います。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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