仕事と子育ての両立。よく聞く言葉ですが、全く違うことを両立させるのは本当に大変なことです。
プロジェクトは想定外のことが起きますし、子育ても急な割り込みは日常茶飯事です。
毎日激動のような日々に追われていると、ふと「他の人はどうやってるんだろう」と気になることがありますよね。
今回は、ITエンジニアとして働きつつ3人育児中の私の標準的な1日をご紹介します。
工夫していることもあわせて紹介します。ご参考になるとうれしいです。
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【結論】仕事と子育て。すべて完ペキにこなすなんてムリ
《この記事の結論》
- 筆者は「共働き・Sier・SE(プロマネ)・3人育児・時短勤務・在宅勤務」
- 時短勤務といいつつ、残業しているのが現状
- ハードワークを続けると健康を損なうことがある
- 時短勤務は割り切りも大切(全員に理解してもらうのはムリ)
- 家事は、節約して浮いたお金で時短家電を購入して効率化
1日の流れ
筆者の基本情報
- 時短勤務|9:00-17:00
- 在宅勤務|月に1回ほどは出社
- 3児のママ|小学生(1人)、保育園児(2人)
- 30代半ば
- 国内大手Sier
- 現役のプロジェクトマネージャー
- 旦那はフリーランス(元同僚)
標準的なタイムスケジュール
実際の一日の流れをまとめます。標準的に下記のようなタイムスケジュールで生活しています。
- 4:00 起床
- 4:15 読書or勉強orブログ
- 5:30 早朝の仕事開始
(資料作成) - 6:30 朝食準備
- 7:00 朝食・片付け
- 7:45 子どもたち準備
- 8:15 保育園送り
- 8:40 洗濯
- 8:50 掃除片付け
- 9:00 仕事開始
(会議×2、チャット&資料作成) - 11:50 昼食準備ー夫担当
- 12:00 お昼休憩
(昼食・片付け) - 12:30 ウォーキング
- 13:00 午後の仕事開始
(会議×2、チャット&資料作成) - 17:40 仕事終了
- 17:45 保育園お迎え
- 18:00 夕食準備ー夫担当
- 18:30 夕食・片付け
- 19:30 子どもの宿題チェック
- 19:45 ウォーキング
- 20:00 お風呂
- 21:00 翌日の保育園準備
- 21:15 夜家事
(翌日のごはんの仕込みなど) - 22:00 就寝
ポイントは夜家事です。早朝に自分時間(読書 or 勉強 or ブログ)を確保するために、朝にやる家事を前日の夜にほぼ終わらすようにしています。
どうしようもないくらい仕事が忙しい場合は早朝時間帯を仕事時間に充てることができます。
今は末っ子が2歳になり落ち着いてきましたが以前は夜泣きもありました。睡眠が取れないとしんどくて寿命を削りながら生きてる感じでした。
健康より優先する仕事はない
ご紹介したタイムスケジュールは、だいぶ健康的に改善した後の状態です。
改善前は睡眠時間4-5時間、現在は6時間ほどです。
以前は、寝かしつけ後も仕事をしていて睡眠不足が続きストレスが限界でした。
案の定、健康診断に引っかかるようになり体調を崩すことが増えてきていたので今は働きすぎないように気をつけています。
健康のために睡眠時間を確保し、食生活を見直し(間食禁止)、適度にウォーキングするように改善しました。
慢性的に多忙で体調を崩す
子どもが産まれて8年ほどムリしながら生活してきましたが、健康に影響がでてきています。
今は肝機能が心配です(切実)。
私は健康診断の結果で、γ-Gtpという値が異常値にあり病院紹介状レベルです。γ-Gtpの値に悩むのはお酒を飲む人・内臓脂肪が多い人がほとんどです。
私はお酒を飲まないし、BMI(肥満度)は標準的です。今のところ明確な原因はわからず、生活習慣やストレスの影響との見解です。
現在、隔週で通院しながら原因を調べたり体質改善の指導を受けています。
忙しく働いているみなさんに”健康より優先する仕事はない”と心からお伝えしたいです。
時短勤務のプロマネ|忙しい平日を乗り切るための工夫
早朝に1時間ほど残業することが多いものの、基本的にはいつも17:30に定時退社できています。
これはプロジェクトマネージャーとしてはかなり勤務時間が短い方だと思います。私の身の回りに私ほど勤務時間が短いプロジェクトマネージャーはいないです。
仕事と育児を両立は本当に大変です。私なりにやっている工夫をご紹介します。
仕事の工夫
子育てしていると、会社での人間関係が上手くいかないこともありますよね。
私はずっと悩んできました。
みんな残業して忙しく働いているのに、私は保育園のお迎えがあるので帰らないといけません。小さい子はよく体調を崩すので保育園からの急な呼び出しもあります。
会社はみんな同じ価値観ではないので、残念ながら迷惑に思われることがあっても仕方ないんですよね。
この子育て期における価値観が合わない問題、悩みつづけた私の結論は「精神論で割り切るしかない」です。
とにかく時間になったら帰ります。
仕事を効率化する、属人化を防ぐなど努力すべきことはありますがこれは子育てしてる人でなくてもやるべきことです。
個人にできることは限界がありますし、表面的な対処はほとんど意味がありません(組織に対応を求めず特定の個人を迷惑に思う人は、仕事の成果や給与などは関係なく「定時に帰る」という事象に否定的なため)。
勇気がいることですが、帰らないといけないのであれば、時間になったら帰りましょう。
もちろん、定時退社できる環境に感謝は忘れないように心がけています。周囲の協力無しでプロマネが毎日定時退社することは難しいです。
割り切るだけでなく自分のできる範囲で努力することは大切です(私の場合、早朝時間を使って仕事に貢献できるように調整しています)。
家事の工夫
時短家電を積極的に買って時間を作っています。
以下の5つは、コスパかなり良いのでおすすめです。
- 乾燥機付洗濯機
- 食洗機
- ロボット掃除機
- 自動調理鍋
- 除湿乾燥機
時間を作るために試行錯誤してきましたが、機会に頼ることが一番効果的な気がしています。
時短勤務で特に避けたいNG行動
時短勤務を実践する際、NGとなる行動があります。以下に、特に避けたいNG行動を紹介します。
時間の浪費につながる行動
時間の浪費につながる行動は、時短勤務する上で最も避けたい行動です。
例えば、雑談に時間を使いすぎることや、自分の業務に直接関連がないことなどの時間の使い方に注意しましょう。
また、仕事に必要のないメールや電話に対して即座に対応することも避けるべきです。
仕事を後回しにしてしまう行動
時短勤務を実践するためには、計画的に仕事を進めることが重要です。
仕事を後回しにしてしまうと後で取り戻すために余計な時間がかかってしまいます。
日々の仕事をリストアップして、優先度をつけて進めるようにしましょう。
集中力を削ぐ行動
集中力を削ぐ行動も、時短勤務を実践する上で避けるべき行動です。
例えば、長時間座りっぱなしで作業をすることや、環境がうるさすぎる場所で仕事をすること、そして休憩をとらないことなどがあります。
集中力を維持するためには、適度な休憩やストレッチ、適切な環境づくりが必要です。
まとめ:仕事と子育てに完ペキは求めない。健康第一で頑張りましょう!
仕事ではプロジェクトを掛け持ち、家庭では家事・育児なんてふつうの人間にできるわけがありません。
残念ですが、関わる人全員に納得してもらうことなんて無理です。
理解してくれる人には感謝しつつ、そうでない方には反応しないようにして自分がやれること・やるべきことに集中しましょう。
といいつつも、すべてを割り切ることも難しいです。仕事を頑張らないわけにはいきませんよね。家族の協力、時短家電、家事代行、頼れるものはなんでも頼ってハードワークを乗り切りましょう。
あまりにも忙しい職場環境に悩んでいる方は、思いきって転職活動に取り組むことも検討してみてください。
現在は時短勤務・在宅勤務OKな企業が多くなってきています。今の環境に居続けるのではなく環境を変えるべきかもしれません。
転職エージェントに登録して情報収集だけでもしておくことがおすすめです。
健康より優先する仕事はありません。健康第一でお互いがんばりましょうね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。