会社員×フリーランスの組み合わせは子育て共働き世帯におすすめ【ストレス激減】

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「仕事と子育てに常て追われて限界を感じる」
「会社員×会社員の生活がきつい」
「会社員×フリーランスの夫婦はどんな感じに暮らしてるの」

この記事では、上記のような悩みにお答えします。

この記事を読むことで、仕事と子育てを両立して生活の満足度を上げるヒントを得ることができます。
具体的には【会社員×フリーランス】という働き方をご紹介します。

私たち夫婦は大手Sierで同僚として働きながら3人の子育てをしてきました。
子育てはイレギュラーがたくさん。仕事はずっと忙しい。寿命を削りながら生きているような生活を見直すことにしました。

現在は、私が会社員×夫がフリーランスという形をとっていて満足度が高い生活を送れています。

この記事はこんな方におすすめ
  • 仕事と子育てに追われて体力的・精神的に限界を感じている方
  • 会社員×会社員の働き方に疑問を感じている方
  • 子育て期の優先順位は、収入ではなく家庭の時間という価値観の方
  • 夫婦どちらかが独立(フリーランス)することに興味がある
目次

結論:【会社員×フリーランス】でストレス激減。安定と柔軟性の良いとこ取りができる

子育て世帯、独立に興味ある方には【会社員×フリーランス】の組み合わせはかなりおすすめです。

終身雇用が保証されなくなった現代では、会社に依存せずに自分で稼げるように自立しなければいけません。

  • 会社員   :安定
  • フリーランス:柔軟な働き方、収入に上限がない、スキルを身につけて自分で稼げる

会社員×フリーランスはそれぞれのデメリットを補完し、メリットの良いとこ取りができます。この組み合わせは今後増えてくるように思います。

体力と精神の限界|安心して子育てできる環境が必要と思った

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まず、会社員×フリーランスを選択するに至った経緯をお話しします。

私たち夫婦は、二人とも大手Sierでシステムエンジニアとして働いていました。

会社員×会社員だと、個人都合で働く時間や仕事量を自由にコントロールできないため、プロジェクト炎上や運用システムのトラブルで残業したり、夫の場合は一週間のほとんどを出張で過ごしたりと家族時間が取れませんでした。

仕事を終えて帰ってきても夫婦ともに疲労困憊。夫は、あまりの疲労から息子の運動会に校庭の隅で寝てしまっていたこともありました。

会社員×会社員の我が家は世帯収入は同年代平均の2倍以上とかなり高い方でしたが、子どもたちはまだ幼いのに家族旅行なんてほとんど行ったことはないし、日々の食事も家族全員が揃うことはありません。

私たち夫婦も自分時間が皆無で読書や軽い運動すらできていない状況でした。

殺伐とした生活を送る中で、「家庭の時間」という大切なものを引き換えに収入を得ているということに気づきました。

夫婦で話し合い人生観を見つめ直すことで、平均より高い世帯収入より、家庭の時間を優先することに決めました。

その結果として【会社員×フリーランス】にいきつきました。

解決策はどちらか一方がフリーランスになることだと判断

働き方を見直す上では、いくつか考えておきたいポイントがありました。

  • 夫婦どちらか一人は働く場所や時間が柔軟に調整できる。
  • リスクヘッジを考えて、夫婦同じ会社に勤めることはやめる
  • どうせなら、転職ではなく起業にチャレンジする。

以前からいつかはフリーランスとして働きたいと思っていたので、抵抗はありませんでした。

もともとは、子育て期ピーク(下の子が小学生に上がるまでくらい)が過ぎてから起業にチャレンジする予定でした。

ですが、今回働き方を見直して、子育て期が過ぎるのを待つのではなくフリーランスとして独立してすぐに積み上げることを選択しました。

今から準備してノウハウや実績をコツコツと積み上げて、子育て期ピークが過ぎるタイミングで事業拡大を狙います。

フリーランスと会社員の違い

フリーランスと会社員にはそれぞれの特徴があって、それぞれの違いを知ることは、自分自身がどんな働き方が向いているのかを考える上で重要です。

以下では、フリーランスと会社員の違いについて解説します。

フリーランスとは
フリーランスとは、企業や個人から仕事を請け負い自分自身で業務を行う人のことを指します。つまり自営業者のことです。

会社員とは
会社員とは、ある企業に雇用され、その企業が指定する場所で業務を行う人のことを指します。会社員は雇用主が与える仕事に従事し定期的な給与を受け取ることができます。

それぞれの違いをまとめます。

項目 会社員 フリーランス
働き方の自由度 会社が与える仕事やスケジュールに従う必要あり 自分自身でスケジュールを管理し、仕事を選択可能
給与の形態 定期的に給与を受け取る 仕事ごとに報酬を受け取る
所得の安定性 会社が安定している場合は給与が安定する 仕事がない場合は収入がないため、所得の安定性が低い
社会保障制度の違い 会社が社会保障制度に加入しているため、自動的に保険に加入 自分自身で保険に加入する必要あり
職務の範囲 会社が与える仕事に従事するため、限定された範囲の業務に従事 自分自身で仕事を選択し、多岐にわたる業務に従事可能
働く場所や環境の違い 会社が指定する場所で仕事を行う 自分自身で働く場所や環境を選択可能
組織内の役割や責任の違い 組織内で役割や責任が分担されるため、自分自身の役割や責任を果たすことが求められる 単独で仕事を行い、自分自身で全ての役割や責任を負う必要あり

どちらが良いというわけではなく、どちらも一長一短がありますね。

「早く行きたければ一人で行け。遠くまで行きたければみんなで行け。」これはアフリカのことわざです。

一人だと目的地に早く着くことができます。ですが、行ける距離には限界があります。

一方で、仲間となら遠くに行くことができます。ですが、仲間のペースに合わせるためスピードは遅いです。

現在は予測困難な時代。だからこそ、フリーランスとして素早く動くことと、会社員として仲間と遠くを目指すことの両輪で進めることが大切だと思います。

安定を優先すると(会社員+副業)×(会社員+副業)が理想ですが子育てに行き詰まります

仕事と子育ての両立を目指す場合、(会社員)×(フリーランス)がおすすめの形です

「妻が会社員×夫がフリーランス」の共働きメリット・デメリット

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項目 妻が会社員の場合 夫がフリーランスの場合



・育休などの福利厚生がある
・子育て期の女性は転職や就職しづらい(※1)ので会社員でいると安定
・時間が柔軟になるので、育児に参加できる
ストレスをコントロールできるので出費がへる




定時退社が難しい場合がある
・仕事と家庭を両立するために時間管理が必要になるため、ストレスを感じることもある
収入が不安定になる可能性がある
・幅広いビジネススキルが必要なため、ストレスを感じることもある

※1:建前では男女の雇用は平等と言われますが、現実的には子育て期の女性を積極採用する企業って稀だと思います。端的な情報ですが、少し前に以下のツイートも話題になっていましたの参考としてシェアします。

「会社員×フリーランス」の子育てや家事

一方がフリーランスである場合、柔軟な働き方ができるため会社員のときより多く家事・育児に時間を使えます。結果として生活ストレスが激減します。

フリーランスなら、日中の家事を担当することができますし、保育園からの呼び出しなど急なことも会社員よりは調整しやすいです。なので夫は夜や早朝に仕事をしていることが多いです(特に早朝は毎日仕事しています)。

一方、会社員の私は、仕事が終わってからの家事や子育てを担当しています。

このスタイルだと、プライベートや仕事で急な対応が必要になっても受けとめることができます。安心して働ける環境をつくることで日常生活のストレスは激減します。

難しいのは仕事量や家事負担のコントロール

フリーランスの場合、一人でこなすことが多く急に仕事量が増えることがあります。そのため、家事や育児とのバランスが崩れてしまうこともあります。

そこで、夫婦間で仕事量を調整する方法を紹介します。

スケジュールの共有

夫婦間でのスケジュール共有は必須です。互いのスケジュールを確認し、家事や育児の担当を調整します。

フリーランスの夫が忙しい日には、私が家事や育児を引き受けることで、夫婦でバランスを取ることができます。

定時での帰宅や週末の予定

私は会社員のため定時での業務終了が多いです(残業することも多いですが)。私の仕事が終わったら保育園の迎えや夕食の準備を手伝うなど家事の負担をシェアします。

また、仕事の状況次第では、週末に私が子どもたちを引き受けて夫が仕事をすることも多いです。

時短家電やサービスを利用する

時短家電はコスパが非常に良いので積極的に使いますし、忙しい時期は家事代行や食材宅配などのサービスを活用します。

家事の工夫を記事にまとめているので、興味ある方は読んでみてくださいね。
【人生変わった】共働きSEワーママが実践する時間術とは?仕事も家庭も両立できる秘訣を大公開!

夫婦で話し合う時間を作る|散歩が最強

夫婦で話し合う時間を作ることは非常に大切です。特に、会社員×フリーランスといった異なるスタイルで仕事をしているので意識的に会話する時間を作っています

私たちは二人とも在宅ワークしていることが多いので、毎日お昼休みに食後20分ほど散歩しながら会話しています。

散歩は良いです。リフレッシュしたり予定を確認したり、悩み事を相談する時間として使っています。

週末は、母が子どもたちを見てくれることがあるので、その時はまとめて1時間ほど散歩したりしています。時間にゆとりがあるときは、話題が広がって旅行の計画や最近読んだ本など楽しい話しをすることが多いです。

よくある質問

収入格差への対策はある?

家庭を一つのチームだと考えているので、そもそも課題になりません。

現在、夫はフリーランスになったばかりで収入は私の方が多いです。また、今後を考えても収入が増えるでしょうが不安定です。

でも、どちらかが優れているという話しではありません。

会社員×会社員のころは夫の収入は私の2倍近くありましたし、今は戦略的に会社員×フリーランスの形を選択していて私の方が収入が高い。それだけです。

夫がフリーランスになって、以前より家事や育児に積極的に参加していて家庭が明るくなりました。時間の使い方としては満足です。

妻(会社員)の扶養に入れる条件ついて

特にフリーランスになった初年度は収入が少なくなることが見込まれるので、扶養に入れる条件を確認しました。

※この記事では要点をざっくりまとめているので、詳細が気になる方は以下の参考元の記事を読んでみてください。
≫参考:freee|青色申告しても扶養家族でいられる?配偶者の扶養に入っている個人事業主が注意するポイント

まず、扶養とは「所得税法上の扶養」と「社会保険の扶養」があります。

所得税法上の扶養

所得税法の扶養とは、配偶者控除・配偶者特別控除を受けられるかどうかです。

フリーランス夫がその年の合計所得金額が38万円以下(103万円-給与所得控除65万円or青色申告特別控除65万円)あれば、会社員である妻の年末調整時に配偶者控除対象として申告できます。

いわゆる「103万円の壁」と言われるものです。103万円を多少超えて稼いでも150万円未満であれば配偶者特別控除を受けることができます。

社会保険の扶養

いわゆる「130万円の壁」です。社会保険の扶養からはずれてしまうと、国民健康保険料と国民年金保険料を自分で支払う必要があります。

社会保険の「130万円の壁」は「103万円の壁」よりもはるかに厚く高い壁です。 

この社会保険上の被扶養者となるための要件はどこの健康保険かによって異なります。

注意点として、被扶養者の収入には雇用保険の失業等給付、公的年金、健康保険の傷病手当金、出産手当金も含まれます。

フリーランスになって初年度であればまだ「130万円の壁」を意識する必要がある人は少ないかもしれませんが、自分で社会保険料を払ってまで事業を育てていくかという方針に影響するのでよく考えておきましょう。

家事や育児の役割分担で意見が合わない場合の解決策は?

夫婦の中で家事や育児の役割分担について意見が合わない場合は、まずはお互いの考え方や理由をしっかりと聞き合うことが大切です。

そして、お互いの立場や負担を理解し合い、妥協点を見つけることが必要です。

例えば、育児については、夫婦で育児のスケジュールや分担を話し合い、自分たちに合った方法を見つけることが大切です。

また、家事については、お互いが苦手な部分を補い合うなど、お互いの得意な分野や能力を生かすことも有効です。

仕事と家庭の両立が難しいと感じる場合のアドバイスは?

仕事と家庭の両立が難しいと感じる場合は、まずは自分自身の働き方や時間管理を見直すことが必要です。

自分がどのような働き方をしたいのか、どのようなライフスタイルを目指すのかを明確にし、その目標に向かって行動することが大切です。

また、家族とのコミュニケーションを大切にし、仕事と家庭のバランスを取ることも重要です。家族との時間を大切にし仕事に没頭しすぎないように心がけましょう。

ストレス発散やリフレッシュする時間を確保することも大切です。例えば、趣味を持つ、運動をするなど、自分の時間をしっかりと取ることが大切です。

まとめ:会社員×フリーランスは仕事と子育ての両立におすすめ!

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この記事では、仕事と子育ての両立に限界を感じている人や、会社員同士の働き方に疑問を感じている人、家庭の時間を大切にする人、フリーランスに興味がある人に、会社員×フリーランスの働き方を紹介しました。

会社員×フリーランスは、安定した収入と柔軟な働き方、収入に上限がなくスキルアップが可能などのメリットがあり、ストレスを減らして仕事と子育てのバランスをとることができます

また、終身雇用が保証されなくなった現代において自立するためにもおすすめの働き方です。

参考になるとうれしいです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。

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この記事を書いた人

国内大手SIerに新卒入社し、現在もプロジェクトマネージャーとして働いています。
自社製品開発・受託開発、企画〜開発〜運用保守まで幅広く経験してきました。
ワーママとして日々忙しく働きながらも、なんとか充実した生活を送れています。
実際に働いているからこそわかるリアルな情報や、私自身が転職活動を通じて得たIT業界の知識をわかりやすく発信していきます。

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